楮づくり

紙を漉く人に自分がなって、

 

漉く人の話を聞く機会が増えた中で聞いた多くの声。

 

楮の質が落ちた。ちりが多い。ちりよりに時間がかかってしょうがない。

 

畑から漉くまで全部の流れを自分でやったからわかる、こうあってほしい「原料としての楮」

それは、畑で楮と向き合ってこそ。

紙漉くひとが、ちりよりに割いていた時間を漉く時間に回せるようにしたい

一枚でも多く漉いてほしい

 

それが、楮づくりを始めた理由です。

長い時間をかけて、形にして行きます